- 事業の沿革
- 近年、経済社会の活動の画期的発展に伴い、港運関係団体のわれわれ港湾運送関連事業(警備業)たるワッチマン業に対する需要は、複雑かつ、多様化してきております。特に、港湾梶関係の特殊性から、より高度な専門的知識と技術が求められるなど、その社会的使命はいっそう重大なものとなっています。
一方、警備業法の改正・施工に伴い、届出制から認定制となり、警備員たるワッチマンに対する指導教育が特段に強化されるなどで、ワッチマン業界を挙げてその対応が進められてきました。
また、米国同時多発テロ事件等を契機として、2004年に改正されたSOLAS条約「国際船舶・港湾保全法」が施工されて、港湾施設の保安対策が最重要課題となっておりますが、当組合ではSOLAS条約対策のための特別教育として、社団法人日本港運協会主催の港湾施設特定保安要員講習会を定期的に受講し万全を期しているところっであります。
しかしながら、業界内に多数を占める中小企業をとりまく経営環境は、大企業との格差拡大、過当競争の激化、需要と警備能力の不均衡、ワッチマンのモラルなど、一層厳しいものとなっています。これらの諸問題に対応するため「中小企業等協同組合法」に基づく協同組合を設立し、その社会的使命を果たそうとするものであります。この協同組合によって警備とビル綜合管理及び清掃業務全般の協同受注を行い、業界自身の経済的環境の安定を図りたいと考えております。
- 事業内容
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- 組合員の行う警備業務の共同受注並びに受注あっ旋
- 組合員のためにする警備用品の共同購買
- 組合員のためにする共同広告宣伝
- 組合員の事業に関する経営及び技術の改善向上又は組合事業に関する知識の普及を図るための教育及び情報の提供
- 組合員の行うビル総合管理と清掃業務全般の受注のあっ旋
- 組合員の福利厚生に関する事業
- 前各号の事業に付帯する事業
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